2003年 野沢菜漬の作り方

長野県信州特産の野沢菜漬に初挑戦

原種は京都のスギクナらしい
アブラナ科の一種
関東地方の高菜に似ている
昼夜の気温差が大きいほど美味しく育つ

◆下漬材料◆ 野沢菜10束(約5K)、粗塩(200g)、塩水(水1カップ、塩大さじ1)、赤唐辛子(10本)

◆本漬材料◆ 粗塩(100g)、昆布(長さ10cm程2枚)

◆用具材料◆ 重石(3kg=1個)、プラスチック樽(30リットル用)

これが野沢菜だよ 茎の根元から2・3cm上を切り落としてね 2003年11月03日(月)
今日出掛けたお祭りで旬の野菜を販売しているテントを発見。
そこには見事な野沢菜が山盛りに積まれていました。
その野沢菜を見た瞬間、梅干も漬け終って空いている樽のつぶやきが聞こえてきました。
「何も漬かって無くて私、淋しいの・・・」と。
そうなると、きぃちゃんのヤル気がむくむくと一気に顔を出すのです。
買ったのは10束。結構な量です。
根っ子は、ほんのり薄紫でカブと大根のあいのこって感じです。

◆下漬◆
  1. 茎の根元から2・3cm上辺りを切り落とします。
  2. 根っ子は皮を剥いて輪切りにし塩を軽くまぶします。
  3. 茎の根元は泥が付いているので擦り取る様に丁寧に1つ1つ洗います。
  4. 洗った茎を樽の中に並べ入れ一掴みの塩と赤唐辛子5・6本をまぶします。
  5. 茎の葉はジャブジャブとよーく洗い樽の中に円を描く様に並べていきます。
  6. 輪切りにした根っ子を樽の中央に入れて残りの塩と赤唐辛子をまぶします。
  7. 中蓋と重石を載せたら樽の周りから塩水を入れます。
  8. はい、これで下漬の完成でーす。v(^-^)v
翌日にはもう食べられるそうですが、我が家では保存用にしようと思います。
結構大変かな〜と思ったけどやり始めたら無心で漬けていました。
とっても愛着が沸いています。本漬けに入る2日後、樽の中を見るのがとっても楽しみ。

2003年11月06日(木)
昨日、樽の中を見たら水の上がりがやや少なめだったのでもう1日待つ事に。
そして翌日、写真では分かりづらいけどしっかり水が上がってます。

◆本漬の前に◆
  1. 樽の中の水を捨て野沢菜の水を絞ります。
  2. 赤唐辛子は別に取っておきます。昆布を細長く切ります。
◆本漬◆
  1. 樽の底に軽く塩をまぶします。
  2. 野沢菜を丁寧に並べて押さえつけます。
  3. 細長く切った昆布と塩を軽く振り入れます。
  4. 02と03を繰り返します。
  5. 全ての野沢菜を並べたら下漬けで入れた赤唐辛子を全て入れます。
  6. 塩を多めに振ります。
  7. 中蓋をして重石を載せます。
  8. はい、これで本漬の完成でーす。v(^-^)v
味見をしてみたら、とっても美味しかった〜(^-^)。
だんが食べたい食べたいとねだるので1切れ渡したら、気に入ったらしい。
喜んでくれるのは手作り冥利に尽きるなんだけど、食べ過ぎて塩分取り過ぎが心配なのよ。

2003年11月12日(水)
本漬けしてから6日。ちょっと気になって樽を開けて見た。
ひたひたに水が上がって、昆布を入れたお陰で色も少し照りが出てる感じ。
折角だから・・・また味見。しょ・しょっぱい(>。<)。
保存用にしたんだから当たり前でしょ。では、塩分があってもOKな炒飯にしましょう。
作り方はこちら
茎の根元を擦り取る様に丁寧に洗って 樽の中に並べて一掴みの塩と赤唐辛子をまぶすの
茎の葉もよく洗って樽の中に並べて 輪切りにした根っ子を入れて塩と赤唐辛子をまぶしてね
中蓋と重石を載せて塩水を入れて下漬けの完成 3日後にはしっかり水が上がったよ
樽の底に軽く塩をまぶして 野沢菜・昆布・塩を順に入れて
赤唐辛子を入れたら 塩を多めに入れるの
中蓋をして 重石を載せれば本漬けの完成
本漬けから6日照りも出ていい具合

やきとり家族へ きぃちゃんの家へ




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