いろはがるたでことわざを知ろう
ちょっとした理由から、ことわざを調べようと、三省堂のことわざ辞典を借りてきました。
その中に、いろはがるたがあり興味を引かれました。普段何気なく使っていることわざや全く知らないことわざ。
とても参考になりましたので、折角だからと、このページを作成してみました。
とてつもない量になるので、ことわざの意味や由来などは、横着して省略してしまいました(苦笑)。
なので、興味のある方は、自分で調べてみて下さいね。
いろは | 江戸 | 京都 | 大阪(名古屋) |
い | 犬も歩けば棒に当たる | 一寸先は闇 | 一を聞いて十を知る |
ろ | 論より証拠 | 論語読みの論語知らず | 六十の三つ子 |
は | 花より団子 | 針の穴から天を覗く | 花より団子 |
に | 憎まれっ子世に憚る | 二階から目薬 | 憎まれっ子神直し |
ほ | 骨折り損のくたびれ儲け | 仏の顔も三度 | 惚れたが因果 |
へ | 屁をひって尻窄める | 下手の長談義 | 下手の長談義 |
と | 年寄りの冷や水 | 豆腐に鎹(かすがい) | 遠い一家より近い隣 |
ち | 塵も積もれば山となる | 地獄の沙汰も金次第 | 地獄の沙汰も金次第 |
り | 律儀者の子沢山 | 綸言汗の如し | 綸言汗の如し |
ぬ | 盗人の昼寝 | 糠に釘 | 盗人の昼寝 |
る | 瑠璃も玻璃も照らせば光る | 類を以って集まる | 類を以って集まる |
を | 老いては子に従え | 鬼も十八 | 鬼の女房に鬼神 |
わ | 破(わ)れ鍋に綴じ蓋 | 笑う門には福来る | 若い時は二度ない |
か | 癩(かったい)の瘡うらみ | 蛙の面に水 | 陰裏の豆もはじけ時 |
よ | 葦の髄から天井覗く | 夜目遠目笠の内 | よこ槌で庭をはく |
た | 旅は道連れ世は情け | 立て板に水 | 大食上戸の餅食い |
れ | 良薬は口に苦し | 連木で腹を切る | 連木で腹を切る |
そ | 総領の甚六 | 袖すり合うも他生の縁 | 袖すり合うも他生の縁 |
つ | 月夜に釜を抜かれる | 月夜に釜を抜かれる | 爪に火をともす |
ね | 念には念を入れよ | 猫に小判 | 寝耳に水 |
な | なきっつらに蜂 | 済(な)す時の閻魔顔 | 習わぬ経は読めぬ |
ら | 楽あれば苦あり | 来年の事を言えば鬼が笑う | 楽して楽知らず |
む | 無理が通れば道理引っ込む | 昔操った杵柄 | 無芸大食 |
う | 嘘から出た真 | 氏より育ち | 牛を馬にする |
ゐ | 芋の煮えたもご存知ない | 鰯の頭も信心から | 炒豆に花が咲く |
の | 喉元過ぎれば熱さを忘れる | 鑿(のみ)と言えば槌 | 野良の節供働き |
お | 鬼に金棒 | 負うた子に教えられて浅瀬を渡る | 陰陽師身の上知らず |
く | 臭いものに蓋をする | 臭いものに蠅(はえ)がたかる | 果報は寝て待て |
や | 安物買いの銭失い | 闇夜に鉄砲 | 闇に鉄砲 |
ま | 負けるが勝ち | 蒔かぬ種は生えぬ | 待てば甘露の日和あり |
け | 芸は身を助ける | 下駄と焼き味噌 | 下戸の建てた蔵はない |
ふ | 文はやりたく書く手は持たぬ | 武士は食わねど高楊枝 | 武士は食わねど高楊枝 |
こ | 子は三界の首っ枷 | これに懲りよ道才坊 | 志は松の葉 |
え | 得手に帆を仰ぐ | 縁の下の力持ち | 閻魔の色事 |
て | 亭主の好きな赤烏帽子 | 寺から里へ | 天道人を殺さず |
あ | 頭隠して尻隠さず | 足下から鳥が立つ | 阿呆につける薬はない |
さ | 三遍回って煙草にしょ | 竿の先に鈴 | さわらぬ神に祟りなし |
き | 聞いて極楽見て地獄 | 義理と褌は欠かされぬ | 義理と褌 |
ゆ | 油断大敵 | 幽霊の浜風 | 油断大敵 |
め | 目の上の瘤 | 盲(めくら)の垣覗き | 目の上の瘤 |
み | 身から出た錆 | 身は身で通る裸ん坊 | 身うちが古み |
し | 知らぬが仏 | 吝(しわ)ん坊の柿の種 | 尻食らえ観音 |
ゑ | 縁は異なもの味なもの | 縁の下の舞い | 縁の下の力持ち |
ひ | 貧乏暇なし | 瓢箪から駒が出る | 貧相の重ね食い |
も | 門前の小僧習わぬ経を読む | 餅は餅屋 | 桃栗三年柿八年 |
せ | 背に腹は代えられぬ | 栴檀は双葉より芳(かんば)し | 背戸の馬も相口 |
す | 粋は身を食う | 雀百まで踊り忘れず | 墨に染まれば黒くなる |
京 | 京の夢大阪の夢 | 京に田舎あり | なし |