2004年 白加賀梅(しろかがうめ)

「しらかがうめ」とも言うらしいです
金平糖 肉厚で繊維が少ない 金平糖
金平糖 日本全国で数多く栽培(関東地方が特に多い) 金平糖
金平糖 歴史 金平糖
江戸時代からの歴史があるが来歴は不明。
徳川時代、「加賀白梅」(かがしらうめ)と言う名前で親しまれていた。

2004年07月03日(土)

今年締めくくりの白加賀梅が届きました。
ゆんとかるちゃんが、ヘタ取りを全部してくれた。ありがとう。
香りを嗅ぎ捲って、梅に酔い痴れている人。
ほんのり赤くなった梅を手に取り、「ポッ、やだー、私見て赤くなってる。」と言った人。
「かーかとおんなじ、姉妹そっくり。」とゆんが呆れていた。
去年の梅干が5K以上あるので、今年は、去年の半分の10K。
無理を言って、ある程度熟した梅をお願いした。
届いた梅は、程好く黄色見を帯びていた。今年も見事な梅をありがとうございます。

2004年07月03日(土)白加賀梅が届いたよ

段ボールに新聞紙を敷いて追熟

追熟されて、いい感じに黄色く柔らかくなった梅

樽に、梅と塩を交互に入れて、焼酎を均一にかける

梅を漬け込んで8日。見事に透明な梅酢があがったよ

梅酢をペットボトルにとりおきました

シソ入れて軽い重石で、また漬け込んでおきます。

梅を漬け込んで1ヶ月。ようやく干しました。

皮も柔らかくツヤツヤの梅。

干して16時間。ほんのり白くなった梅。
2004年07月04日(日)

追熟1日。
段ボールの上に、くしゃくしゃにした新聞紙を敷き、その上に、梅を1つ1つ並べた。
暇が出来ては、梅を裏返し、追熟具合を見ていた。
夜になって、樽に入れ始めたんだけど、追熟の見た目が、あともう少しな気もする。
結局、段ボールに戻し、もう少し追熟することにした。




2004年07月05日(月)

追熟2日。
起きてすぐ、梅の元へ向かった。追熟具合を見る為だ。
全体的に黄色く柔らかくなって、いい感じに追熟されている。
旬になった今しか無いっ!などと思いながら、朝からせっせと漬け始めた。
結果として、全ての梅を1つ1つ並べたのが良かった気がする。
もう1つは、気候が重要である気がした。
梅が届いてから漬けるまでの気候。
日中は暑かったが、朝晩涼しかったので、梅が蒸れる事無く、追熟されたのかもしれない。




2004年07月13日(火)

梅の鮮度も大事だが、今年は塩も気なる要素。
漬物には大体、粗塩を使用するが、敢えて粒子の細かい塩で漬けてみた。
塩を握ると、とてもサラサラしていて、手にすーっと溶ける感じ。
梅にも、すーっと溶け込んで馴染んでくれた様だ。
透明感のある梅酢。追熟具合も丁度良かったのか黄金色の梅酢が上がった。
折角なので、紅熟梅で上がったピンク梅酢同様、黄金色の梅酢も別に取っておくことにした。
こちらは、量が多いので2L分の梅酢です。

今年は、いつも行っている八百屋さんで赤シソが売り切れていた。
その為、勧められた市販の手揉みシソを使用した。
自然の色が好きなので、10Kの梅に対し、梅5・6K分のシソを入れた。
入れている傍から、あっという間に梅がほんのり赤く染まっていた。
八百屋さんの言う通り、このシソは葉も大きくて色の付き具合も良さそうだ。後は味だね。




2004年08月10日(火)

梅を漬け込んで1ヶ月。
ようやく梅の干しに入るべく、朝6時頃からせっせと梅を並べ始めた。
シソを均一に入れたから、シソをどかしながら、梅だけを取るのが大変。
それでも、美味しい梅ちゃんの為に黙々と作業を続けます。
今年は、めちゃめちゃ皮が柔らかい。一昨年の南高梅並みの柔らかさだ。
去年の白加賀梅と比べると一目瞭然。箸で持った感触が全然違うよ。
まさに 梅干の美味しさは梅の熟度「追熟」にあり! だ。

干して16時間。粉を吹いた様に、梅が白くなってます。
干す前のも干した後のも、いい具合の酸っぱさ。フルーティで美味しい。
見た目にも、丁度良い塩梅なので、感覚的に、これで完成。
と言っても、干し切れなかった4K弱の梅が、まだあるんだな、これが(^-^;)。
今年は、梅酢に戻さず樽に入れました。
これで、また時が経つと、梅からエキスが出て、しっとりするのかな。それは、それで、楽しみ〜。

やきとり家族へ きぃばぁの里梅へ




inserted by FC2 system