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2004年07月04日(日) 追熟1日。 段ボールの上に、くしゃくしゃにした新聞紙を敷き、その上に、梅を1つ1つ並べた。 暇が出来ては、梅を裏返し、追熟具合を見ていた。 夜になって、樽に入れ始めたんだけど、追熟の見た目が、あともう少しな気もする。 結局、段ボールに戻し、もう少し追熟することにした。 2004年07月05日(月) 追熟2日。 起きてすぐ、梅の元へ向かった。追熟具合を見る為だ。 全体的に黄色く柔らかくなって、いい感じに追熟されている。 旬になった今しか無いっ!などと思いながら、朝からせっせと漬け始めた。 結果として、全ての梅を1つ1つ並べたのが良かった気がする。 もう1つは、気候が重要である気がした。 梅が届いてから漬けるまでの気候。 日中は暑かったが、朝晩涼しかったので、梅が蒸れる事無く、追熟されたのかもしれない。 2004年07月13日(火) 梅の鮮度も大事だが、今年は塩も気なる要素。 漬物には大体、粗塩を使用するが、敢えて粒子の細かい塩で漬けてみた。 塩を握ると、とてもサラサラしていて、手にすーっと溶ける感じ。 梅にも、すーっと溶け込んで馴染んでくれた様だ。 透明感のある梅酢。追熟具合も丁度良かったのか黄金色の梅酢が上がった。 折角なので、紅熟梅で上がったピンク梅酢同様、黄金色の梅酢も別に取っておくことにした。 こちらは、量が多いので2L分の梅酢です。 今年は、いつも行っている八百屋さんで赤シソが売り切れていた。 その為、勧められた市販の手揉みシソを使用した。 自然の色が好きなので、10Kの梅に対し、梅5・6K分のシソを入れた。 入れている傍から、あっという間に梅がほんのり赤く染まっていた。 八百屋さんの言う通り、このシソは葉も大きくて色の付き具合も良さそうだ。後は味だね。 2004年08月10日(火) 梅を漬け込んで1ヶ月。 ようやく梅の干しに入るべく、朝6時頃からせっせと梅を並べ始めた。 シソを均一に入れたから、シソをどかしながら、梅だけを取るのが大変。 それでも、美味しい梅ちゃんの為に黙々と作業を続けます。 今年は、めちゃめちゃ皮が柔らかい。一昨年の南高梅並みの柔らかさだ。 去年の白加賀梅と比べると一目瞭然。箸で持った感触が全然違うよ。 まさに 梅干の美味しさは梅の熟度「追熟」にあり! だ。 干して16時間。粉を吹いた様に、梅が白くなってます。 干す前のも干した後のも、いい具合の酸っぱさ。フルーティで美味しい。 見た目にも、丁度良い塩梅なので、感覚的に、これで完成。 と言っても、干し切れなかった4K弱の梅が、まだあるんだな、これが(^-^;)。 今年は、梅酢に戻さず樽に入れました。 これで、また時が経つと、梅からエキスが出て、しっとりするのかな。それは、それで、楽しみ〜。 |