2005年 白加賀梅(しろかがうめ)
「しらかがうめ」とも言うらしいです
肉厚で繊維が少ない
日本全国で数多く栽培(関東地方が特に多い)
歴史
江戸時代からの歴史があるが来歴は不明。
徳川時代、「加賀白梅」(かがしらうめ)と言う名前で親しまれていた。
2005年07月02日(土)
今日の午前中に梅の配達を依頼しました。いつ届くのかと待ち構えています。
待っていると業者の方が、いよいよ配達にやって来ました。
今日は1日、この梅の為に時間を費やします。
慣れた手つきで、梅のヘタを取り、大きなタライにゴロゴロと入れます。
水道の蛇口をめいいっぱい全開にして2・3回ゴロゴロと洗います。
梅を干すのに丁度良さそうと思い、ミカンの網袋を地道に取っておきました。
小分けにして袋に入れて、天日で約2時間ほど干しました。
昨年同様、玄関先にダンボールを敷き詰め、新聞紙を敷いて追熟します。
並べている傍から、梅の良い香りが部屋中にたちこめます。
この香りに毎年酔いしれて、いつの間にかとんでもない梅の量になっているんですよね。
2005年07月03日(日)
追熟して1日。
今年は梅の実の収穫後半に配達をお願いしました。少しでも柔らかい梅を届けて貰う為です。
お陰で1日で、見事な黄色みを帯びて、良い追熟具合になったので、早速漬け込む事にしました。
南高梅で漬けた、海水100%天然天日塩を使用しました。
この塩は、とても粒子が細かくベーキングパウダーの様にさらさらです。
漬物には粗塩をと思っていましたが、粒子が細かい分、早く梅に溶け込む気がします。
2005年07月17日(日)
梅を漬け込んで2週間。
そろそろ梅酢も上がっているだろうと思い、樽の中を確認しました。
おぉー!なんて見事に梅酢が上がっているんでしょう。
この状態なら、もう赤紫蘇を入れても全然大丈夫ですね。
梅を箸で別の樽に一つずつ移し変えます。
梅酢も折角だから白梅酢として取っておく事にしました。
赤紫蘇は、小梅同様、去年の紫蘇を使い回してみる事にしました。
2005年08月06日(土)
梅を漬け込んで1ヶ月。
そろそろ干しに入っても良い頃かな〜と思い樽の中を確認しました。
更に梅酢が上がって、梅がひたひたに漬かっています。
ちょっと味見。スッパイけど思ったより今年はまろやかかな〜。
赤梅酢も白梅酢(写真一番左)も透明感のある梅酢ですね。
梅酢、紫蘇、梅を全部分けて、梅は今回、天日で2日ほど干す事にしました。
梅酢に戻さず2日ほど干したので赤ちゃんの産毛をまとった様な梅になってます(笑)。