2007年 白加賀梅(しろかがうめ)

「しらかがうめ」とも言うらしいです
金平糖 肉厚で繊維が少ない 金平糖
金平糖 日本全国で数多く栽培(関東地方が特に多い) 金平糖
金平糖 歴史 金平糖
江戸時代からの歴史があるが来歴は不明。
徳川時代、「加賀白梅」(かがしらうめ)と言う名前で親しまれていた。

2007年07月03日(火)

今年の梅干作りは諦めていた。忙しくて梅干作りに没頭する時間が無い。
作ったとしても形だけで愛情を注ぐことができそうもない。
こんな状態なら最初から作るのは止めよう。そう思っていたんだけどね。
やっぱり諦められなかった。もう終りという時期に近くの八百屋さんへ。
例年の半分の5Kを駄目元で頼んでみた。
時期が時期だけに、はけないから10Kで品種も断定できないけど。
何でも構いません。あるだけでラッキーって思わなきゃね。

2007年07月07日(土)
梅の入った箱を開ける 梅の入った箱を開けると梅の良い香 遠く北は仙台から届いた梅
翌日市場へ足を運んだら、何と丁度梅があったらしい。
品種は白加賀梅だそうです。毎年漬けている品種となった。
粒もLくらいの大きさでしょうか。遠く北は仙台から届いた梅。
向こうでは仙台梅と言っているんですかね。

2007年07月08日(日)
梅の水洗い作業1 梅の水洗い作業2
ギャングが手伝ってくれる様子が無いので、今年は店長と二人でヘタ取りをした。
ヘタ取りをしながら、きぃちゃんは悩んでいた。水洗いをするか、空拭きをするか。
だいぶ追熟していたので空拭きにしたものの、数が多くて、もう大変のなんのって。
う〜ん、どうしよう。悩みに悩んで結局ラクを選んでしまった。

梅の水洗い作業から乾燥へ 梅干を漬ける為の瀬戸のほんじお 梅干を漬ける為の沖縄の塩
乾かし始めたら徐々に色が変わってきた。あれぇーーー。やばいよ、やばいよ。
追熟して5日。もう1日待とうと思っていたけど、これじゃーすぐ漬けないとかな。
塩を確認したら今度は塩が足りない〜。
夜の11時過ぎだというのに塩を買いに出掛けることに。

梅と塩を交互に樽へ1 梅と塩を交互に樽へ2 梅と塩を交互に樽へ3 梅と塩を重ねて入れたら中蓋を置く 重石をして暫く置きます
写真でも色が変わっているのが分かりますね。
かなり不安になってきたので、今年は塩分を1%多くして11%にしました。
1%増では大差ないですね〜。いつもの様に梅と塩を交互に樽に入れます。
梅も塩も入れ終わったら中蓋をして最後に重石を載せて暫く置きます。

2007年07月20日(金)
沢山あがった白加賀梅の白梅酢1 沢山あがった白加賀梅の白梅酢2 沢山あがった白加賀梅の白梅酢3
樽を開けてみると無事に白梅酢が上っていました。
白梅酢を入れたまま漬けると、漬けた時の色がやや薄いです。
また、液体が多いのでカビの原因になり易い様な気がします。
昨年の経験を活かして、白梅酢は一緒に漬けませんでした。

2007年07月21日(土)
漬物樽に梅と紫蘇を交互に入れます 漬物樽に梅を全部入れた所 最後、漬物樽に紫蘇をまんべんなく入れた所
今年は何をやるにも日付が変わる手前の作業。日付変わって紫蘇入れが始まりました。
毎年の作業ですが、梅を一つ一つ菜箸で掴んで並べて行くのが結構大変なんです。
ひたすら深夜に黙々と梅干作りの作業です。今年も美味しい梅ちゃんが出来ると良いな。
全部並べ終わったら中蓋をしてサランラップをして重石を載せて暫く置きます。

2007年08月27日(月)
沢山あがった白加賀梅の白梅酢 沢山あがった白加賀梅の白梅酢 沢山あがった白加賀梅の白梅酢
1ヶ月近く経ってようやく梅の干しに入ることに。
朝早くて夜遅くて干す暇もない。それ以前に気力が無かったよ。
でも、こうして干せて良かったです。
予定していた1日干しを昼夜問わず2日干し出来ました。
晴れ女のお陰かな〜(^-^)。

2007年08月28日(火)
別に取って置いた白梅酢をペットボトルに入れ替えようと思ったら見事なまでのカビでした。
やっぱり、あの時の水洗いが梅に水を浸透させる結果になったのかな。
折角、この白梅酢で白梅塩を作ろうと思っていたんだけど・・・残念でした。
失敗は成功の元。良い経験をしたと思って、来年に向けていきましょうか。

やきとり家族へ きぃばぁの里梅へ




inserted by FC2 system