2012/08/05sun

2011年 越の梅(こしのうめ)

生産地、新潟県田上町から田上の梅(たがみのうめ)で販売されています。
金平糖 種が小さく果肉が多く非常に皮が柔らかい。 金平糖 新潟県田上町の産物 金平糖
金平糖 昭和30年頃(1955〜)からの栽培 金平糖
地元の方の努力で土地の整備を行い、昭和40年頃
(1965〜)から大きな規模で栽培される様になったそう。
金平糖 歴史 金平糖
古い歴史を持つ新潟産のもう1つの梅
「藤五郎」の枝変わり(突然変異)で出来た品種

2011年06月某日
とあるサイトで見つけた梅。どんな梅なんだろう。
気になるなら買うまで。これ必然?(笑)。
まずは農協に電話。田上支店を紹介され、サイズと量で価格を確認。
こちらで販売されている梅は正直高い。それと比較すると雲泥の差。
少し悩みつつもLサイズを。それでも安いんだから。楽しみ〜。

2011年07月06日(水)

着きました。思ったより小ぶり。香りも少ない。色見も普通。期待が大きすぎたかな。

2011年07月06日(水)早朝

早朝、水洗い・空拭き・追熟準備に取り掛かる。

ヘタ取りは追熟してからに変更。勝手に取れるのもあって楽する為。これも必然?(笑)。

傷んでいる梅を選り分け。1つ1つの梅を見ていると個性があるんですよ。

どう見てもお尻にしか見えない梅。言われるとそうにしか見えなくなるでしょ(笑)。
あら、ゴメンなさいね(笑)。


段ボールに敷き詰めて追熟します。

2011年07月06日(水)夜
追熟初日

色見では分からないけど追熟してそう。直感。香りが柔らかくて優しいよ。不思議な感じ。

ヘタを取ります。案の定、自然に取れてるのがそこそこ有る。

一つ一つの梅を見ながら美味しくなってねって願いながら。

2011年07月07日(木)朝
追熟1日目/漬け込み初日

梅・塩・梅・塩・・・と交互に入れて。2011年の塩は拘り無し。ただの食卓塩。
越の梅9kgに対し食卓塩900g。我が家の漬け込み基本塩分は10%
紫蘇を入れたりで出来上がり平均塩分は15%位になります。

200ccの焼酎を振り入れて。
今年はサランラップをピタッとして中蓋・4.5kgの重石をして置いておきます。

2011年07月13日(水)朝
追熟1日/漬け込み6日目/紫蘇入れ初日

梅酢が上がってます。優しい香りがふんわりと部屋いっぱいに広がります。
何だろう。この香りやっぱり不思議な香り。ほのかな甘さが優しい香りに感じるのでしょう。
ずれるとまたやりそびれるので今日紫蘇入れしてしまいましょう。
纏めて揉んでおいた紫蘇を冷蔵庫から取り出します。

改めて灰汁抜きして。これで3束分位だと思います。
農家さんから直買いしてるのでスーパーで買うより多めの束だと思います。

梅・紫蘇・梅・・・と毎度お馴染み交互に入れて。

ラップをしっかり敷き詰めて、中蓋・15kgの重い重石を載せて置いておきます。

2011年07月17日(日)朝
追熟1日/漬け込み6日/紫蘇入れ4日目/土用干し初日

紫蘇入れから4日目。梅酢の上がりと色の入りはどうでしょうか。

重い重石をしたので赤梅酢はしっかり上がってました。
色の入りはやや抑えめ。でもこんなもんかな。

カラカラ天気までは行かないけど日が差してるから土用干しすることに。

えっつ!、皮、薄っつ。菜箸で優しく掴んでも破ける勢い。

どんだけ薄いんだ。もうとにかくビックリです。
あれだけ重い重石をしたのに、ペシャンコになってないし。
弾力性があって柔らかさが半端ないってことだ。凄いなぁ〜。

2011年07月17日(日)昼
追熟1日/漬け込み6日/紫蘇入れ4日目/土用干し初日

きゃーーーっ、突然のにわか雨。えっさほいさ。
こんな時に限って軟い梅で。うぇーん、破けちゃう〜(>_<)。もう必至でした(笑)。

2011年07月17日(日)夕
追熟1日/漬け込み6日/紫蘇入れ4日目/土用干し初日

お昼の土砂降り雨は直に去って直にまた土用干し。
そのまま夕方まで干して今回は夜露に当てず一旦しまうことに。
でも此処でも皮がぁ〜(>_<)。
かなり神経を使いました。・・・めっさ普段使わないバチだわ(^-^;)。

2011年07月18日(月)夕
追熟1日/漬け込み6日/紫蘇入れ4日目/土用干し1日目

昼過ぎから半日かけて土用干し。今日は天気も大丈夫そうだからこのままにしとけ。
単に面倒なだけ。・・・ははっ、バレてるし(笑)。

2011年07月19日(火)朝
追熟1日/漬け込み6日/紫蘇入れ4日目/土用干し2日目

良い感じに乾いてきました。これで良し。
綺麗にタッパに並べて仕舞って、越の梅は以上で完成です。
で、味見。
吃驚!!! なに此の梅〜〜! ほのかな酸っぱさ。そして直に口に広がるほのかな甘さ。
しかも、皮の感触を殆ど感じない。皮と実が一体化していて、口に入れるとすーっと融ける感じ。
何て奥深い味。でも懐かしく優しい味もする。正直、今まで味わったことのない梅に匹敵するよ。
恐るべし越の梅。きぃちゃんはこれを七つの味を持つ「七色の梅」と呼ぶことにしようと思う。

2012年07月29日(日)


梅酢に戻さずタッパにしまったら、あっという間に実から更に梅酢が出て。
出来上がり間もなくからこんな状態。とろんとしたエキスが、またたまらなくて(^-^)。
口に入れるとほのかな酸味、途端にまろやかな味がふわーっと口いっぱいに広がります。
まろやかさが更に増して、日に日に美味しくなってるのかな。ふふっ、嬉しいですね(^-^)。


やきとり家族へ きぃばぁの里梅へ




inserted by FC2 system