2011年 紅の舞(くれないのまい/正式には「べにのまい」)

一昨年に知った梅。ようやく手に入れることが出来ました。
正式には「べにのまい」と言いますが、此処では敢えて「くれない」と呼んでます。
紫の薔薇 果実が真っ赤で鮮やかな紅色のエキスとなる 紫の薔薇 李(すもも)と梅(うめ)の交配種であり群馬県の産物 紫の薔薇
紫の薔薇 平成6年(1994年)からの歴史 紫の薔薇
群馬県で李「筑波2号」に梅「鴬宿」を交配して育成された新品種
採種した種子から胚珠を取り出し、胚珠培養して得られた個体から選抜育成
様々な取り組みを通じ、平成19年(2007年)3月に品種登録された
現在は、主産地となる榛名町の農家に母樹苗を配布し増殖を図っている
紫の薔薇 名前の由来 紫の薔薇
果実が真っ赤なことから付いた名前と思われる

09/18sun Up → 09/13(火)以降分
09/12mon Up → 09/12(月)分
08/14sun Up → 08/04(木)以降分
08/04thu Up → 07/27(水)・・・仕込み分以降

2011年06月某日
一昨年位前から気になっていた梅。
何これーーーっ状態でした。だって実が真っ赤なんだもん。
そりゃーあなた、即!惚れるわな(笑)。
相当の梅を頼んでいるのに、この期に及んでまだ頼むのか?
だ・だって、実が真っ赤なんだよ。紅だよ。ずっと買わなかったんだよ。
そうしたらあなた、堪忍袋の尾は切れるでしょ。使い方違っつ(笑)。
そして今年、ダメもとで注文。・・・結局こうなる運命ってことよ(笑)。
しかし、待てども待てども返信が来ない。
返信依頼のコメントしたのになして?
どうなっているのかも分からず、電話すれば済む話なのだが
電話対応時間も限られており、自分の都合もあり電話できず。
結局そのままになってしまい、半ば来ないだろうと思っていた。
半分忘れながら。

2011年07月26日(火)
梅が届いた。
しかし留守にしていたので翌日。
この時点ですっかり忘却。さっぱりかんかん?
えっ?!何のこと???状態でした。
そんなんで、鳴り澄ましと勘違いするし。
宅配業者に確認して思い出した(苦笑)。
あんだけ焦がれて注文したくせに。・・・そうでした(苦笑)。

2011年07月27日(水)
梅を引取。
かなり完熟していたこと。
クール宅急便ではなかったこと。
この2つが災いしたのか
手元に届いた時には底面に付着している部分が大分と傷んでいた。

何も言葉が出て来なかった。
ただ、それ以前に
出荷可能かの連絡をほしいと伝言したが何も連絡が無かったこと。
出荷可能であったにも関わらず、発送した旨の連絡も無かったこと。
届いた梅よりその時の対応がどうなんだろう。と言った疑問があったので
今回のこと全般で、どうしてこんなことになってしまうんだろう???
正直がっかりというより素朴に疑問となってもやもやが。
希少価値のある梅。
興味のある人なら多少高くても欲しいと考えるであろう。
なのに、このような対応。とても勿体ない。
このような対応一つでリピートしなくなってしまうことも否めない。
対応できる人が居ないってこと?
農家さんも後継者が居ないお家とかも結構あると聞く。
年配の方が細々とやっていてメールの対応なんかしてられないとか。
ヘタすると気になっているうちにやめてしまったりとか。
そんなんで、正直そんな暇なんか無いんだろうな。
とにもかくにも、少しでも良い方向に行くことを願うばかりだ。
さっ、ちょっとショックは有ったけど、気を取り直して仕込みに入るか。


2011年07月27日(水)・・・仕込み

◆材料◆ 梅(2kg)、粗塩(270g)、粗目糖(500g)、穀物酢(250cc)
◆用具◆ 広口瓶(4リットル用)
  1. 傷んでいるものそうでないものを選り分けます。
  2. 完熟しているので水洗い厳禁。乾いたタオルでよく拭きます。
  3. 傷んでいる部分は包丁で削ぎ落としておきます。
  1. 粗目糖と粗塩をボールに入れてよく混ぜ合わせます。
  1. 広口瓶に梅・混ぜ合わせた材料を順番に入れていきます。
  1. 穀物酢を注ぎます。

2011年07月27日(水)・・・味見
仕込み前に確認。完熟してるし基本でしょ(笑)。
まず、皮を剥いてみる。すーっと剥けるね。

ふおぉー、凄い。
紅紫とでもいうのかな。こりゃすげーな。凄いしか出てこんよ。
そして味見。ふおぉー、酸っぱくない。まろやかだね。
ふんわりした酸っぱさとでも言うのかな。美味しい。
漬け込むことでどう変化するのかまた楽しみだ。

2011年07月27日(水)・・・仕込み完了
液体に浸っているのは1/4程度。
瓶を斜めにして上の方の梅を材料と馴染ませます。


2011年07月28日(木)
あっ、梅が半分位、液体に浸ってる。何か嬉しいな♪
瓶を斜めにして、梅と材料を毎日馴染ませないとね。


2011年07月29日(金)
あっ、液体に浸ってる量がまた増えてる。日を追う毎にだね。
鮮やかな紅色。色の濃さが半端じゃない。凄いなこの梅は。


2011年08月01日(月)
おぉー、とうとう梅が全部浸ったよ。やったね。明日もホームランだみたいな(笑)。

梅もクシュクシュ度が増してきたね。この状態で1ヶ月近く寝かします。


↓ ここから 08/14sun Up → 08/04(木)以降分
2011年08月04日(木)

確認。クシュクシュしてる。梅の色が濃くなってきてるかな。

2011年08月13日(土)

気になって確認。ポーンッ!!!。凄い音を立てて蓋が開いた。発酵が凄い。

待ち切れずに味見。
酢っぱ甘い。マイルドで奥深い味。漬けたばかりの浅しょっぱさは全然ないね〜。
本当はもう干したい所だけど干す場所も今いちなんで先延ばし。いつになるかな。

↓ ここから 09/12mon Up → 09/12(月)分
2011年09月12日(月)
土用干し初日

漬け込みから1ヶ月。この週末に干せば良かったんだよね。
ジョギングで梅にまで頭が回ってなかったよ。すっかり放置状態だったし(苦笑)。

とにかくジャンボサイズなのと半端ないフニャフニャさ。
なんで菜箸で優しく取っても皮が簡単に剥けそうになる。
優しく掬うように取り出して簾に一つ一つ丁寧に並べていく。

今週は晴れ間が続くみたいなんで、干し放しにしときたい所。
だけど間違いなく乾くと梅が簾に付着するな。
そうするとまめにひっくり返せないから困るよね。そんな時の店長頼みか(笑)。

1ヶ月前、チビギャングに好評で、今日はデカギャングに味見してもらった。
美味しい!即完売だね。酸っぱい。けど甘い。家族絶賛中。超やばい。
おぉー、そこまで言ってくれますか。デカギャングよ、ありがとう(笑)。
そうなんですよ。酸っぱ甘くてまったりしててやみつきになるお茶受けですね。
とりあえず一昼夜干し放しにして様子を見ることにしよう。

↓ ここから 09/18sun Up → 09/13(火)以降分
2011年09月13日(火)
土用干し2日目

梅が簾に付着すると見込んでいたけど実に梅汁が詰まっているせいか大丈夫だったね。
優しく菜箸でひっくり返します。裏はまだ梅汁が凄くてびっちょりしてる。優しくそっとね。

2011年09月14日(水)
土用干し3日目

少しずつ乾いてきてるね。艶が出てきた気がする。今日はひっくり返さないでおいてみよう。

2011年09月15日(木)
土用干し4日目

連日早朝から確認。夜露に濡れてしっとりと艶が増しているかな。ひっくり返してお出掛け。

2011年09月16日(金)
土用干し5日目

だいぶ干し上がってきました。梅によっては大分と乾いてる所もあるな。
このしわくちゃ加減がもう堪らん。見れば見るほどうっとり惚れ惚れ〜(笑)。

まだ少ししっとりしてる梅もあるけど、こんなもんか。

これ以上干したらカピカピになりそう。よししまうか。男の直感。違う?(笑)。
実はこの日の夕方、土砂降りだったんですよ。男の直感はズバリでしたね(笑)。

フラッシュをたくと鮮やかですが、実際の色見は上が正しいです。
天女のような色見とは大分と異なりますが、紅天女の如く華麗で秘めたる強さを持った紅の舞。
そんな思いを込めながら、更にまろやかな味になるのを期待しつつ出来上がりとします(^-^)。


やきとり家族へ きぃばぁの里梅へ




inserted by FC2 system