2012/06/10sun

2011年 西田梅(にしだうめ)

現在は福井梅(ふくいうめ)の呼び名がポピュラーな様です。
金平糖 種が小さく果肉が厚い 金平糖 福井県三方郡旧西田村の産物 金平糖
金平糖 天保年間(1830〜1844)の歴史あり 金平糖
当時、助太夫(すけだゆう)家と平太夫(へいだゆう)家の庭に埴栽されていた。
呼び名は「助太夫梅」と「平太夫梅」と言われている。
金平糖 品種その1:紅映(べにさし) 金平糖
「助太夫梅」と「平太夫梅」の混合種とされており、熟してくると日の当たる部分が紅色になる。
金平糖 品種その2:剣先(けんさき) 金平糖
「助太夫梅」とされており、実の先端部分が尖っている。

2011年06月某日
まともに漬け始めた最初の梅が西田梅。
スーパーにはそれっきり無く、当時はネットに物凄い抵抗が有り、ネット購入なんて絶対皆無。
選択肢も無く、気になりながら年月だけが経過していた。
無いなら聞くまで。地元の生協を探して電話で確認。
販売してるって。やった。10年振りの西田梅。どうなるかな。

2011年06月30日(木)

無事に到着。箱を開けると。あれっ、紅って言ってる割には紅じゃないね。
完熟状態での販売は難しいからしょうがないね。箱を開けて明日。

2011年07月01日(金)早朝

早朝、水洗い・空拭き・ヘタ取り・追熟準備に取り掛かる。

ただいまの時間、3時半。(驚)早っつ。体が勝手に起きちゃうの(笑)。

香りはあんまりしていません。完熟してくると少し香ってくるかな。


2011年07月01日(金)夜
追熟初日


少しずつ追熟が進んでいます。この分だと明日には良さそう。


2011年07月02日(土)早朝
追熟2日目

案の定、あっと言う間に追熟しました。Mサイズで小粒だから余計かな。

ひよこ梅みたい。可愛いね(^-^)。

追熟2日目/漬け込み初日

漬け込みます。梅8キロに対し10%の塩分(800g)
今年は有り合せの塩と安い塩、拘らず。
梅・塩・梅・・・と交互に入れて

焼酎を振り入れて

中蓋・重石をして置いておきます。


2011年07月03日(日)朝
追熟2日/漬け込み2日目

1日で、もうすっかり梅酢が上がっていますね。
このまま少し放置(笑)しておきます。

2011年07月14日(木)朝
追熟2日/漬け込み13日目

透き通った梅酢が上がっています。
次の作業に取り掛かれないので、まだ少し放置(笑)しておきます。

2011年07月16日(土)夕
追熟2日/漬け込み15日目/紫蘇入れ初日

紫蘇入れ作業を開始します。梅酢を上げます。
先に仕込んでおいた紫蘇の灰汁抜きをします。

梅・紫蘇・梅・・・の順番に入れて行きます。

えぇーい、もういいや。途中から纏め入れ。単に面倒になった?・・・ははっ少しね(苦笑)。
ラップで密封して中蓋をして軽く重石を載せてまた少し置いておきます。


2011年07月20日(水)朝
追熟2日/漬け込み15日/紫蘇入れ5日目

紫蘇入れから5日。
梅に色が入っていません。この位じゃまだですね。もう少し置きます。

2011年07月25日(月)朝
追熟2日/漬け込み15日/紫蘇入れ10日目

紫蘇入れから10日。梅に色が入ってきてます。
もう少し入ってほしいのですが日も無いので、これで土用干しすることにします。

2011年07月25日(月)朝
追熟2日/漬け込み15日/紫蘇入れ10日目/土用干し初日


取り出したばかりの梅は、梅酢でまだすっかり濡れています。
フラッシュ撮影した梅は赤くみえます。
本物により近い梅は上の写真ですね。

2011年07月26日(火)朝
追熟2日/漬け込み15日/紫蘇入れ10日/土用干し2日目

昼夜問わず干し放し。

お陰で、梅酢で濡れていた梅も乾いてきています。


2011年07月27日(水)朝
追熟2日目/漬け込み15日/紫蘇入れ10日/土用干し3日目

カラカラ梅になってきました。粉を吹いてる梅も。もう良いですね。
ゴム手袋をして小さな樽へ移して、2011年の西田梅、完成です。


2011年の西田梅はやや乾燥した梅、干し梅っぽくなりました。

ちなみに下の写真が約1年後の西田梅。
↓今日2012年06月10日(日)のもの。

2つの瓶に移し替えた西田梅。
一つは変わらずカラカラ梅なのに、もう一つは、しっとり梅に戻ってます。
梅皮の微妙な違いで年数と共に変化する梅。
年を重ねるほど梅の持つ大きさに驚き、日々勉強だなって思います。


やきとり家族へ きぃばぁの里梅へ




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