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2013/07/07sun

2013年 鶯宿梅(おうしゅくばい)

市場には余り出回っていない梅。梅酒ではよく出ていますが。

金平糖 拾遺和歌集・大鏡などに見える鶯宿梅(おうしゅくばい)の故事 金平糖

天暦年間(947〜956)
清涼殿の前の梅が枯れてしまった。
そのため、当時の村上天皇が
紀貫之(きのつらゆき)の娘、
紀内侍(きのないし)の庭にある美しい紅梅を
移し植えさせようとしたが
枝に
「勅(ちょく)なれば いともかしこし
 鶯(うぐひす)の
 宿はと問(と)はば いかが答へむ」
 という歌が結んであった。

 天皇の御命令とあらば
 この梅を献上いたしますが
 毎年訪れる鶯(うぐいす)に
 私の家は何処ですか?と聞かれたら
 私は何と答えれば良いのでしょうか?

 村上天皇はこの歌に深く感じ
 その美しい紅梅を鶯宿梅(おうしゅくばい)と名付け
 紀内侍(きのないし)の庭に返した。という御話

金平糖 特徴 金平糖
熟すと綺麗なオレンジ色になる。甘くてフルーティな香りがする。
白加賀と相性が良く白加賀の受粉樹として植えられることの多い
自家結実性のある良質の品種


2013年06月24日(月)
月世界がどうしても気になっていた。
毎年この時期になると取り扱い農家が有るか様々に検索。
でも無くてねぇ〜。やっぱり今年も無いのかな。
そんなことを思いながら探していたら
あーーーっ!あった。
とうとう見つけたよ。
どうしようメール?電話?
とりあえず電話でしょ。3回かけて留守。夕方折り返しの電話。
ややぶっきらぼうながらも親切な対応。しかも安い。そんな安くて良いのでしょうか?
とりあえず希望の月世界と梅郷を4キロずつ。
無理はしないで少なめ「4キロ」・・・積み上がりで12キロになってるけど(笑)。

2013年06月25日(火)
昨日の夜から悩んでしまい、量の変更連絡。
5キロずつ・・・結局そうなるのね(苦笑)。
そして、積み上がりで14キロですけど。少ないのか(苦笑)。
到着は5日後の午前中の早い時間。どんな梅かな楽しみ〜(^-^)。

2013年06月30日(日)午前中
9時過ぎに来ました。早い〜。受け取り早速、開けてみました。

え? えっ? えーーーっ? 何で? 良いの? どうしよう・・・
だって「よかったら使ってください。」って、注文してない梅が2種類も入ってるんですもの。
しかも、こんなにいっぱい。
そして、凄い熟し方。甘い香りが凄いよ。直ぐに洗いに入らないと。

軽く優しく水洗い。そして直ぐに笊に開け水気を切ります。

2013年06月30日(日)日中前
追熟します。
追熟初日

段ボールにキッチンタオルを敷いて乾燥。

2013年06月30日(日)夕方
追熟初日

6時間後には乾燥して更に熟してる。秒単位・分単位で熟してるね。
こりゃーヘタ取りして直ぐに漬け込まないと。

2013年06月30日(日)夕方
追熟初日/漬け込み初日

量にして1キロちょっと。丁度良い樽が無いのでガラス瓶で。不安なんて言ってられないからね。

どんな梅に仕上がるか。どんな味・食感か。色んな意味で楽しみ。美味しく浸かりますように。

2013年07月03日(水)夜過ぎ
追熟1日/漬け込み4日目

重石をしてませんが無事に梅酢が上がってます。

2013年07月06日(土)14/01/12Up
今年は赤紫蘇の出が早く気になりながらも行けず仕舞いでいた。
ようやく、いつもの農家さんに行くと出てるのが最後だという。
http://yakitorifamily.web.fc2.com/_yaki2919/handume/umezatu03siso.html
やばー、今日来て良かった。置いてあった2・3束を纏めて購入。

2013年07月07日(日)14/01/12Up
2・3束じゃ間違いなく足りないよね。
ふらふらと行った先でスーパーを発見。寄り道すると赤紫蘇が。
悩んだ挙句、結局2・3束購入。
えーん(泣)。高いなー、しょうがないんだけど高いなー(泣泣)。
3倍近く値段が違うんですよ(>_<)。

2013年07月08日(月)早朝14/01/12Up

なかなか手が付けられず早朝。35度の焼酎を軽く振り入れ、塩を振り入れて。

よく揉んで灰汁を出します。一旦冷蔵庫で保管しておきます。

2013年07月10日(水)朝14/01/12Up
ぎゃっもう傷んでる。根っこが付いてないから足(傷み)も早いんだよね。
これだからスーパーは。・・・スーパーが悪い訳じゃないんだけど。
近所に農家さんがあって直購入できるのは本当にありがたいですね。

スーパーで購入した赤紫蘇も水洗いして乾燥させて35度の焼酎で消毒。

塩を振り入れて灰汁を出し、冷蔵庫で保管していた赤紫蘇を入れます。
灰汁抜きした赤紫蘇は、此処でまた一旦冷蔵庫で保管しておきます。

2013年07月15日(月)14/01/12Up
追熟1日/漬け込み16日目/紫蘇入れ初日
鶯宿梅の紫蘇入れ初日写真無

2013年07月21日(日)早朝14/01/12Up
追熟1日/漬け込み16日/紫蘇入れ7日目

重石をしてませんがヒタヒタに梅酢が上がってます。
鶯宿梅も白梅と赤梅の両方つくってます。p(^-^)q

2013年08月11日(日)朝14/01/12Up
追熟1日/漬け込み16日/紫蘇入れ28日目/土用干し初日
鶯宿梅を並べます。

梅酒に最適と言われるのがよく分かります。梅のエキスが半端ない。
ぷりんぷりん。すごいふっくら感で、これもまた直ぐに皮が、皮がぁー。

皮が薄すぎてそーっと扱っても破ける始末。
めっさ神経使いました。でも見て楽しんだ。

出来具合を見ながら土用干しの日にちを決めよう。

2013年08月11日(日)夕方過ぎ14/01/12Up
追熟1日/漬け込み16日/紫蘇入れ28日目/土用干し初日

良い感じに干されてますね。
赤梅も白梅も。

ふっくら感を出したいので、もう1日干したら完成としましょう。

2014年01月12日(日)お昼少し前14/01/12Up
追熟1日/漬け込み16日/紫蘇入れ28日/土用干し2日/干し上り153日目

干し上りから約5ヶ月。鶯宿赤梅。蜜がたっぷり。

とろとろーん。
あーもうたまらない。このトロトロ感がもうたまらない。

鶯宿白梅はどうでしょうか。

こちらも良いですね。

つるんとしてます。

紅豊後の産毛ちゃんに対して鶯宿はツルピカ梅ちゃんかな。

鶯宿赤梅は酸っぱいけどスーっと酸味が抜けていく感じ。
鶯宿白梅は出来上がり直ぐは少し酸っぱかったのに今はまろやかになりました。
個人的には鶯宿白梅が好みです。
だんは鶯宿赤梅の方が美味しいって。鶯宿白梅は酒の味が強い気がするって。
人によって好みも色々ですもんね。

皮の触感は全くと言っていいほど感じません。
それだけ皮が薄いってことですね。
イコールそれは梅干し泣かせでもあるんですよ。
漬けるのも干すのも皮を破かないように。

いろいろありましたが、鶯宿梅も無事完成です。
よかったよかった(^-^)。


やきとり家族へ きぃばぁの里梅へ




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