2004/08/07sat/start
○○○○年 梅・紫蘇リキュールの漬け方・作り方
様々なリキュールを漬けてきました。
行き着いたのは「梅干一筋」で行こうということでした。
梅干を徹底的に探究した方がいいのかな。と考えるようになったからです。
梅の成分分析をしたくて堪りません。漬ける前と漬けた後の種の断面に違いは出るのか、とか。
あ”・はい、分かってます。マニア過ぎってことは(苦笑)。
自分が気に入ったお酒を飲むのでリキュールは飲まなくなったのも一つあります。
ここで紹介している梅リキュールは、日本酒や焼酎に加え、ラム酒やブランデーなどです。
焼酎も、麦や芋などで漬けることもありますが、お気に入りは、やはり日本酒梅酒ですね。
甘さ控えめが好みなので、砂糖は一般的な分量に比べ、1/3前後(日本酒は入れない場合も)で漬けることもあります。
コメントは、個人の味覚や感覚によるので、材料を含め、若干の違いがあると思います。
気になっていた紫蘇リキュールを追加しました。 2016/07/31sun 記
↓ページ内リンク
★ 度数に注意 ★ 美味しく適度に ★
2004年
日本酒梅酒1
日本酒梅酒2
焼酎梅酒1
焼酎梅酒2
2010年
日本酒梅酒1
日本酒梅酒2
焼酎梅酒1/ホワイトリカー
焼酎梅酒2/芋焼酎
焼酎梅酒3/麦焼酎
焼酎梅酒4/すだち酎
ラム酒梅酒
ブランデー梅酒
2011年
日本酒梅酒1
焼酎梅酒1/麦焼酎
2016年
日本酒紫蘇酒1
ジン紫蘇酒
ウォッカ紫蘇酒
★
度数に注意
★
20度未満のアルコールで梅酒などのリキュールを家庭で作ることは、法律により禁止されています。
日本酒で作る梅酒などが大分と知れ渡ってきました。
ですが、20度未満の日本酒でリキュールを家庭で作ることは禁止です。
一応いけないということで此処に記しています。
では、どうして、20度未満のお酒で梅酒などを造ってはいけないのでしょうか?
それは、20度未満のお酒で梅酒などのリキュールを造ると途中で発酵が進み、
アルコールを生成してしまう可能性があるからです。
要は、自分で「お酒(アルコール)を造ってしまう」ということになるからですね。葡萄類を使うことも禁止されています。
葡萄以外では、穀類(米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでんぷん又はこれらのこうじ)も禁止です。
★国税庁ホームページ★ → 【自家醸造】|お酒についてのQ&A|国税庁
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美味しく適度に
★
お酒は色んな意味で人を酔わせます。節度を守って楽しく飲みましょう。
2004年 日本酒梅酒1
◆材料◆ 梅(1kg)、氷砂糖(500g)、日本酒(2L)
◆用具◆ 広口瓶(5リットル用)
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅と氷砂糖を順に入れ、日本酒を注いで、冷暗所におく。
- 毎日瓶を揺すり、杓文字などで攪拌し、2週間程度で梅を引き上げる。
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※01 日本酒は、やや淡麗、少し酸味がある感じ。
※02 小梅(甲州最小)を使用。2日で梅が沈み始め、1週間で透明感のある黄金色になりました。
※03 出来上がりの味・・・とてもさっぱり。口当たりが良い。飲み易い。
2004年 日本酒梅酒2
◆材料◆ 梅(2kg)、日本酒(3.6L)
◆用具◆ 広口瓶(8リットル用)
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅と日本酒を注いで、冷暗所におく。
- 毎日瓶を揺すり、杓文字などで攪拌する。
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※01 日本酒は、ツーンとした香り。やや酸味が強い感じ。
※02 白加賀梅Mを使用。3週間で梅が沈み始め、1ヶ月で黄金色になりました。
※03 出来上がりの味・・・やや酸味がある。白ワインみたいな感じ。
2004年 焼酎梅酒1
◆材料◆ 梅(300g)、きび砂糖(300g)、35度の焼酎(200cc)
◆用具◆ コーヒーなどの空瓶(1リットル用)
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 空瓶に、梅ときび砂糖を順に入れ、焼酎を注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、瓶を揺する。
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※01 焼酎は、果実酒用なら、どれも変わらない気がします。
※02 白加賀梅Lを使用。2週間で、きび砂糖が溶け始め、3週間で梅がシワシワになり始めました。
※03 出来上がりの味・・・余り甘さを感じない。さっぱりしている。氷砂糖の梅酒より飲み易いかも。
2004年 焼酎梅酒2
◆材料◆ 梅(1kg)、氷砂糖(500g)、35度の焼酎(1.8L)
◆用具◆ 広口瓶(5リットル用)
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅と氷砂糖を順に入れ、焼酎を注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
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※01 焼酎は、果実酒用なら、どれも変わらない気がします。
※02 小梅(越生の生梅)を使用。2週間で梅が沈み始め、1ヶ月で琥珀色になりました。
※03 出来上がりの味・・・やや濃厚。まろやか。
2010年 日本酒梅酒1
◆材料◆ 梅(1kg)、日本酒(1.8L)
◆用具◆ 広口瓶(5リットル用)
漬込日:2010/06/11fri
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅を入れ、日本酒を注いで、冷暗所におく。
- 毎日瓶を揺すり、杓文字などで攪拌し、2週間程度で梅を引き上げる。
※我が家は、影響を感じ無いので(場所も無く)梅は引き上げていません。
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※01 日本酒は、ふくよかでややお米の香り、甘さがあるがキレもある。
※02 白加賀梅Mを使用。
2010年 日本酒梅酒2
◆材料◆ 梅(1.5kg)、氷砂糖(200g)、日本酒(3.6L)、氷砂糖(200g)追加
◆用具◆ 広口瓶(5リットル用)
漬込日:2010/06/11fri
追加日:2010/08/22sun(氷砂糖)
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅と氷砂糖を順に入れ、日本酒を注いで、冷暗所におく。
- 毎日瓶を揺すり、杓文字などで攪拌し、2週間程度で梅を引き上げる。
※我が家は、影響を感じ無いので(場所も無く)梅は引き上げていません。
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※01 日本酒は、ふくよかで濃くのある香り、ツーンとした中にも甘さがある。
※02 白加賀梅Mを使用。
2010年 焼酎梅酒1/ホワイトリカー
◆材料◆ 梅(1kg)、氷砂糖(300g)、35度の焼酎(1.8L)
◆用具◆ 広口瓶(4リットル用)
漬込日:2010/06/11fri
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅と氷砂糖を順に入れ、焼酎を注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
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※01 焼酎は、アルコール度数が高いので、強くツーンとする香り。
※02 白加賀梅Mを使用。
2010年 焼酎梅酒2/芋焼酎
◆材料◆ 梅(1.5kg)、三温糖(300g)、黒芋ノ巻/25度/芋焼酎(3.6L)
◆用具◆ 広口瓶(6リットル用)
漬込日:2010/06/12sat
撮影日:2010/06/13sun
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅と三温糖を順に入れ、芋焼酎を注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
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※01 芋焼酎は、ツーンとすると共に、ほのかに芋の香り。←芋なんだから当たり前(苦笑)。
※02 白加賀梅Mを使用。漬け込んで3年と1ヶ月。見た目は、麦焼酎より少し濃い薄い黄色です。
※03 出来上がりの味・・・濃くがあるが、さっぱりとしていて飲みやすさもある。
2010年 焼酎梅酒3/麦焼酎
◆材料◆ 梅(1.5kg)、きび砂糖(300g)、麦盛り/25度/麦焼酎(3.6L)
◆用具◆ 広口瓶(6リットル用)
漬込日:2010/06/12sat
撮影日:2010/06/13sun
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅ときび砂糖を順に入れ、麦焼酎を注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
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※01 麦焼酎は、ツーンとするが、ほのかにやわらかい(これって麦?)香り。
※02 白加賀梅Mを使用。漬け込んで3年と1ヶ月が経過していますが、見た目は薄い黄色のままです。
※03 出来上がりの味・・・きび砂糖を使ったからなのか、軽い口当たりでとても飲みやすい。
2010年 焼酎梅酒4/すだち酎
◆材料◆ 梅(260g)、白砂糖(50g)、すだち酎/20度/すだち焼酎(0.3L)
◆用具◆ コーヒーなどの空瓶(1リットル用?)
漬込日:2010/06/13sun
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅・白砂糖の順に入れる。
- すだち焼酎を注いで、冷暗所におく。
- 1・2週間に1回程度、適当にゆすって攪拌する。
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撮影日:2013/07/13sat
※01 すだち焼酎は、ほのかに酢橘の良い香り。醸造過程で焼酎甲類にすだち果汁を入れたもの。
※02 白加賀梅Mを使用。漬け込んで3年と1ヶ月が経過し、綺麗な黄金色になってます。
※03 出来上がりの味・・・柑橘系の酸っぱさがほのかにあり、さっぱりとして軽い飲み口。
2010年 ラム酒梅酒
◆材料◆ 梅(260g)、氷砂糖(50g)、きび砂糖(50g)、40度のラム酒(0.3L)
◆用具◆ コーヒーなどの空瓶(1リットル用?)
漬込日:2010/06/13sun
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅・氷砂糖・きび砂糖の順に入れる。
- ラム酒を注いで、冷暗所におく。
- 1・2週間に2回程度、適当にゆすって攪拌する。
※ラム酒の原料はサトウキビ。なので相性抜群なんじゃない。
※そんなんで、安易にきび砂糖を使ってみました(笑)。
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撮影日:2013/07/13sat
※01 ラム酒は、アルコール度数が高いので、強くツーンとする香り。ラムの香りは殆どしない気がする。
※02 白加賀梅Mを使用。漬け込んで3年と1ヶ月が経過し、綺麗な琥珀色になってます。
※03 出来上がりの味・・・見た目とは違い、爽やかな酸味と切れのあるしっかりした白ワインのよう。
2010年 ブランデー梅酒
◆材料◆ 梅(1kg)、氷砂糖(350g)、35度のブランデー(1.8L)
◆用具◆ 広口瓶(4リットル用)
漬込日:2010/06/11fri
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅と氷砂糖を順に入れ、ブランデーを注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
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※01 ブランデーは、アルコール度数が高いので、強くツーンとする香り。
※02 白加賀梅Mを使用。漬け込んで3年と1ヶ月が経過してますが、ブランデーなので色見は漬けた時と同じ濃い茶色です。
※03 出来上がりの味・・・度数の高いブランデーで、砂糖を控えめにしたので、パンチのある全般的に濃い梅酒になりました。
2011年 日本酒梅酒1
◆材料◆ 梅(600g)、味醂(600cc)、日本酒(1.8L)
◆用具◆ 広口瓶(4リットル用)
漬込日:2011/06/04sat
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- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、味醂・梅を入れ、日本酒を注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
※我が家は、影響を感じ無いので、杓文字などでの撹拌もしなくなりました。
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撮影日:2011/06/05sun↓
撮影日:2013/07/13sat↓
※01 小梅(パープルクイーンL)を使用。
※02 漬け込んで2年と1ヶ月。実の色が抜け、紫にはならず琥珀色になりました。
※03 出来上がりの味・・・今なお、日本酒のツーンとした香りとキレがありますね。
2011年 焼酎梅酒1/麦焼酎
◆材料◆ 梅(1.65kg)、黒糖(350g)、きび砂糖(100g)、粗目糖(150g)、隠し蔵/25度/麦焼酎(1.8L)
◆用具◆ 広口瓶(4リットル用)
漬込日:2011/07/03sun
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- 鍋に、黒糖・きび砂糖・粗目糖を入れ、やや中火で煮詰める。
- 煮詰めた砂糖は、冷ましておく。
- 梅のヘタを取り、よく水洗いしたら水気をきる。
- タオルなどでよく拭いて、完全に水気をとる。
- 広口瓶に、梅・焼酎を入れ、煮詰めた砂糖を注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
※我が家は、影響を感じ無いので、杓文字などでの撹拌もしなくなりました。
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撮影日:2011/07/03sun↓
撮影日:2013/07/13sat↓
※01 中梅(紅映梅M)を使用。
※02 漬け込んで2年。梅のエキスが焼酎に沁み出しています。
※03 出来上がりの味・・・焼酎の香りが残る中、濃厚な黒糖の甘さがあります。
2016年 日本酒紫蘇酒1
◆材料◆ 赤紫蘇(100g)、氷砂糖(100g)、日本酒(3.6L)
◆用具◆ 広口瓶(4リットル用)
漬込日:2016/07/30sat
- 赤紫蘇を水洗いする。
- 影干しして水気を切る。
- 広口瓶に、氷砂糖・赤紫蘇を入れ、日本酒を注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
※我が家は、影響を感じ無いので、杓文字などでの撹拌はしていません。
撮影日:2016/07/31sun↓
※01 紫蘇の量が少ないので発色も少ないと考察しています。
2016年 ジン紫蘇酒
◆材料◆ 赤紫蘇(50g)、氷砂糖(100g)、GIN/37度(0.96L)
◆用具◆ 広口瓶(4リットル用)
漬込日:2016/07/30sat
- 赤紫蘇を水洗いする。
- 影干しして水気を切る。
- 広口瓶に、氷砂糖・赤紫蘇を入れ、ジンを注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
※我が家は、影響を感じ無いので、杓文字などでの撹拌はしていません。
撮影日:2016/07/31sun↓
※01 クリアで爽やかな香りがするGIN、ジンライムがあるように
お互いの香りを顕著に引き出していますね。
2016年 ウォッカ紫蘇酒
◆材料◆ 赤紫蘇(50g)、氷砂糖(100g)、VODKA/40度(0.96L)
◆用具◆ 広口瓶(4リットル用)
漬込日:2016/07/30sat
- 赤紫蘇を水洗いする。
- 影干しして水気を切る。
- 広口瓶に、氷砂糖・赤紫蘇を入れ、ウォッカを注いで、冷暗所におく。
- 1週間に1回程度、杓文字などで攪拌する。
※我が家は、影響を感じ無いので、杓文字などでの撹拌はしていません。
撮影日:2016/07/31sun↓
※01 VODKAはGINと違ってやや薬臭いです。
※02 でも飲み方(カクテル)次第で如何様にも染まるリキュールですね。
私の今の算段は紫蘇酒や梅酒でカクテル(サワー含む)を作ること。^^
色々楽しんで美味しく飲めたらいいな-と思っています。 p(^-^*)。
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2004/08/07sat/start