2020/06/13sun
2021年 南高梅(なんこううめ)
漬けて数年は暫く「なんこうばい」と思っていました。
薄皮で種が小さく果肉が厚い
和歌山県日高郡南部川村の産物
明治35年(1902年)からの歴史
高田貞楠氏が近隣の勇惣左七氏から実生苗(山中梅)60本を購入して植栽。
その中に、大粒で鮮やかな紅色で数多くの実をつける個体を発見し「高田梅」の基礎とした。
名前の由来
数多くの普及育成を繰り返し昭和25年(1950年)に「高田梅」が梅優良母樹に選定。
当時、南部高等学校「通称:南高(なんこう)」の教諭と園芸科の生徒達が調査に関わっていた。
昭和40年(1965年)その方達の努力と敬意を表す意味で「南高梅」と命名された。
2021年06月11日(金)夕方
第一弾の梅が来ました。
B級品なんて書いてありましたが、まぁー立派な梅です。
遜色ありません。買わない手はありませんよね。
南高1(左) 南高2(右)
2021年06月12日(土)
追熟01日目。南高梅もそれなりに熟しています。
笊に開けます。
水を流しながら3・4回程度水洗いします。
笊に開け水気を切ります。
ヘタを取り並べて乾かします。
熟度別に同量程度で案分します。
梅(2000g)、塩(200g)、35度の焼酎(50cc)
熟度の浅い(やや青みがかった)梅から順番に入れていきます。
塩を軽く振り入れます。
熟度の深い(熟している)梅まで入りました。少し塩を振り入れます。
35度の焼酎(30cc)程度振り入れます。
残りの35度の焼酎(20cc)も振り入れます。
全体にまんべんなく塩を振り掛けます。
2021年06月13日(日)朝(05時前後)
漬込01日目。南高梅もしっとりしてきました。
こちらは昨年の白梅酢は使わず、35度の焼酎だけです。