2020/06/13sat
2020年 十郎梅(じゅうろううめ)(大)
曽我の梅林、曽我の生梅と言えば、十郎梅が有名だそうです。
薄皮で種が小さく果肉が厚い
神奈川県小田原市の産物
昭和35年(1960年)からの歴史
小田原市梅研究会の発足からスタート
曽我地域に自生してた梅の木を挿し木して育てられた
長年に渡り、品種の研究や生産技術の活動が続けられ、今に至る
名前の由来
穂坂隆一氏の梅研究グループによって生産された品種で由来は不明
2020年05月23日(土)~
土曜日か日曜日、毎年購入している農家さんに電話をしました。
なーんて、梅漬の始まり が 始まるのであります。
2020年06月12日(金)
十郎梅、買いました。根性です。
否、根性じゃないから。たまたまね(笑)。
2020年06月12日(金)夕方過ぎ
我が家に届いた梅さん達
色々あって熱が籠って梅汁が、、
左から 杉田、十郎(小)、十郎(大)、南高
熱を放出するため順番に梅を並べていきます。
上 十郎(大)
中央左から 杉田、十郎(小)
下 南高
だがしかし!! この後、とんでもない幕開けが
起きようとは想像だにしていなかった。
2020年06月12日(金)夜中
気持ち良く飲んで早々に寝てしまった。
梅ちゃんはどうかなぁー フフン☆ ♪(^_^*)
あ”、あ”、え”っ???
え”っーーーーー???
上に被せておいた新聞紙が何か変!
慌ててみると酔って倒れたのか
ひぇーーーーっつ!!(焦)
もう、バカ、バカ・バカ・バカ
慌てて救済
新聞紙何枚も重ねて被せておいたのがせめてもの救い
2020年06月12日(金)夜中
梅さん達を救済します。
杉田、十郎(小)、十郎(大)の順番に救済していきます。
十郎さんは2回に分けて水洗いします。
皮が柔いので優しく包み込むように洗います。
何とか持ち堪えてくださいました。
うん、べっぴんさんやねぇ~♪
よかった、よかった、¶(^-^*)
2020年06月13日(土)早朝(04時)
3・4年位前から漬込の見える化
紙に殴り書きして順番に撮影
品種は見れば何となく分かるんだけど撮影するのも届いた順番、漬け込んだ順になるから
撮ったら直ぐフォルダ毎に分けるとか画像の名前を追加するとか結構作業が大変
面倒をなくしたい結果、漬込の見える化になった(笑)。
紙も捨てずに取ってあるので後で何をやったか一目瞭然。
効率化できてます。(仕事じゃないんだからさ) あ゛っ・そうでした(・_・:呆笑)
2020年06月13日(土)早朝(04時)
ヘタを取ります。
急に熱くなったので、あちこちの農家さんでは一気に収穫期を迎えたかもしれません。
熟し方が早い。買った時から熟していたので直ぐに漬込に入らないと。と考えていた。
2020年06月13日(土)早朝(04時)
十郎(大)を仕分します。
2年位前からやっているもう一つの事
量と熟度の見える化
青い梅(実際は熟している)を選んで重量を量っては書く
書いては選別した梅を新聞の上に置く(戻す)
最終的な重量合計を計算して書いて
塩とホワイトリカーを入れる分量を決める
みたいな感じ。(細かい:笑)
書き方だったり新聞だったりは年々で適当に殴り書き
要は分かれば良いので
これをやっとくと後が楽です。塩とか直ぐに量れるので。
2020年06月13日(土)早朝
折角なので4種の梅を比較してみましょう。
分かりましたか?
左から 十郎(大)、十郎(小)、杉田、南高
きぃちゃんお勝手命名愛称~ \(^-^*)
細長黄色の十郎さん大、細長黄赤の十郎さん小、尖がり三角おにぎり杉田さん、真ん丸お月さまの南高さん
ね、こんなにも品種によって色・形状が違うんです。
お米の品種があるように梅の品種もとっても多いんです。
そして品種によって酸味が強かったり、甘みがあったり、
出汁が効いたまろやかさだったり、
色んな品種を漬ける度、新しく驚きの発見の連続です☆(^-^*)。
産地だったり土壌だったりで出来具合も違うと考えています。
ここ数年考えているのは梅マイスターかなぁー(爆)。
梅干に合う御飯を極めたいなぁ~なーんてね。
例えばこの品種は酸味が強いから甘みのあるさっぱりとした御飯が合うとか。ね \(^-^*)
そんなことを考えながら梅干毎年漬けてます。
2020年06月13日(土)早朝
青い梅(実際は熟している)から順に樽に入れていきます。
重量は「710+600+750+740+140=2,940g」なので
塩は「295g」ホワイトリカー「60cc」入れることにします。
塩は「五島灘のにがり塩」です。ここ数年ずっとこの塩を使っています。
樽の円周(外側)から順に青い梅を入れていきます。
樽が中心から反っているので熟した梅を中心に置いていきます。
こうすることで熟した梅の梅酢が円周(外側)に流れ青い梅の熟しを促すと考えたからです。
塩を振り入れます。
樽は浅樽を使うことにしました。
十郎は皮が柔く深い樽だと取りにくく、上手くとれないと皮が直ぐに破けるからです。
ホワイトリカーを60cc流し入れます。
真ん中、中心から円を描くようにホワイトリカーを流し入れます。
細長なのでおへそを上に向けて、おへその中に塩を振り入れる方式にはしませんでした。
熟しているので梅酢の上がりもどうなるかな。
中蓋をします。
水重石をします。
水重石は「460×2個=960cc」にしました。
蓋をします。
以上で、2020年の十郎梅(大)の漬込は完了です。
明日か明後日、様子を見ます。